こしじホタル連合会の事務局を置く朝日酒造には蔵の中にホタル研究室があります。ここでは、会員によってホタル幼虫の飼育と観察が行われ、地域の小学生が見学に訪れることもあります。
ホタルはきれいな水環境で生息する生物です。研究室では水槽で飼育するため、定期的な水替えをし、餌であるカワニナをあたえなければなりません。会員はこの飼育観察を通してホタルの生態を学んでいます。
この日の飼育当番は、安藤さん、新野さん、長田さんの3人。
幼虫を傷つけないように気を配りながらも、新潟県ホタル保護指導員の資格をもつ安藤さんが石の下にいる幼虫を見つけると全員で覗き込んだり、地域の小学生と同じようにホタルを通じて楽しく自然環境を学んでいます。